ベビー用品で絶対に必要なもの、買うもの

産前産後にベビー用品をいろいろ買いました。しかし、子供が2歳になる今になって振り返ると、 絶対必要だったもの、あれば便利だな程度のもの、要らなかったものと、いろいろでした。

ここでは、これは絶対必要だった!というものを紹介します。

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ベビー布団

窒息の危険を考えれば必須!買ってよかったNo.1です。

結局使わなかったという人も多いし、我が家でも一時期、ベビー布団で寝てくれなかった時がありましたが、試行錯誤の末、フローリングにジョイントマットを敷いて、ベビー布団と薄めの折り畳み式マットレスを並べて寝る方式に落ち着きました。
赤ちゃんをどこで寝かせるか?フローリングでもベビー布団がおすすめ

3歳になっても、まだ使っていますよ!

おむつ用ゴミ箱

当初、我が家では、おむつ専用のゴミ箱は買わず防臭ビニール袋「BOS(ボス)」に包んで、蓋つきのゴミ箱、オムニウッティに捨てていました。

調査の結果、このやり方が一番匂わないということでしたし、実際匂いの面では不満はありませんでした。しかし、BOSが高いのでコストが割高でした。

クリップを利用して、BOSに複数のおむつを入れる方もいますが、使用済みのおむつが入った袋を開け閉めしたくないので却下。BOSのロングタイプも試しましたが、さほど入らなかったのであまりコスパは改善されませんでした。

そこで、BOSはうんちの時だけにして、おしっこの時は「ウィズベビー 紙オムツ処理袋」を使うことにしました。匂いとコストのバランスが絶妙でおすすめです!
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おしりふき

おむつが取れる2~3歳頃まで長く使いますが、最初はまとめ買いしないようにしましょう。合わずに肌荒れを起こすかもしれません!

私は、市販のおしりふきは外出の時とお風呂に入る前だけ使っていました。通常は、コットンに水を浸して拭いています。肌荒れもしないし、水も好きなだけ含ませることができます。市販のおしりふきは、水がたっぷりといっても、水を含ませたコットンにはかないません。

水99%といわれると、残り1%が気になる人には特におすすめです

私が使っているのは、コンビの「お湯でコットンおしりふき」というものです。保温機能もあるので冬場もあたたかく使えます。タッパーなどで水に浸すとびしょびしょになりすぎるのですが、これだと適度に水を含ませることができ本当に便利です。

お湯でコットンおしりふきが大活躍!おしりふきはコットン+霧吹きが断然おすすめ

抱っこひも、ベビーカー、チャイルドシートなど

産後直後の1ヵ月はほとんど外出しないので、目星をつけておいて生まれてから買っても間に合います。ただ、抱っこひもは、慣れていないと使用方法や調整が複雑に感じるので、すぐに使いたいなら時間がある妊娠時に練習しておくといいかもしれません。

また、退院時に誰も頼れないなら横抱きの抱っこひもがあると安心です(⇒「産後のお迎え無し!産院をひとりで退院するには」)。自家用車で退院派はチャイルドシートが必須。タクシーの場合は、チャイルドシートが無くても法律的には問題ありません。

抱っこひもはエルゴを買えば間違いありませんが、新生児から使えるアダプトでも、新生児インサートを使っても、新生児にエルゴは心もとなく感じました。首が座ってくると心強いのですが。

それまではおくるみで抱っこか、横抱きできる抱っこひもか、布でくるむタイプのものがよいと思います。首すわり前の縦抱き抱っこひもならベビービョルンのオリジナルAirが、首のホールドもしっかりしていてよさそうです。

しかし、ベビービョルンは、身長53センチ以上、体重3.5キロ以上ないとダメなのでやめました。 新生児から使えると謳っていても必ず仕様を確認しましょう。

私は2ヵ月までは兵児帯で抱っこ、それ以降はエルゴを使用しました。カンガルーケアをしたい方にはボバラップをおすすめしたいです。
兵児帯を買って後悔!おんぶに知育効果は期待できない!賢い抱っこ紐の選び方

ベビーカーは1ヵ月くらいから使用できるA型と、腰が据わる頃の7ヵ月から使用できるB型があります。近場しか外出しない人、車移動がメインの人はB型が使える月齢まで待てるかもしれませんが、徒歩が主な移動手段の場合は、7か月まで抱っこオンリーだと大変なので、どうせ買うなら早々に買った方がいいと思います。

行動範囲も広がるし、外食時にベビーカーをそのままテーブルにつけることができるお店もあるし、昼寝もさせられるし、夏の抱っこは母子ともに暑いし(※ただし、ベビーカーは地面からの照り返しで熱がこもるので注意)。

とはいえ、赤ちゃんの発育にはベビーカーより抱っこです。でも無理して辛くなるよりは、場合によってはベビーカーを頼るようにした方がいいです。

あまりにベビーカーデビューが遅くなると、乗るのを嫌がる場合もあります。我が家も、4か月でベビーカーデビューしようとしたところギャン泣きでしばらくお蔵入り。

ちなみに、月齢が低い時にはベビーカーに乗ってくれても、ある日を境に突然拒否する赤ちゃんもよく聞きます。

保湿

一昔前は、新生児にスキンケアは不要と言われていましたが、現在は生まれたてからスキンケアするのがスタンダードです。我が家では新生児の頃はファンケル、その後はママ&キッズを使用しています。ファンケルも問題なかたのですが、価格が高く、出しにくいので止めました。ママ&キッズはポンプタイプもあり、片手で出せるのも便利です。

ボディソープ

片手は常に赤ちゃんなので、もう一方の手で簡単に泡が出るポンプ式のボディーソープが便利です。髪も生まれたてから超フサフサでない限り、ボディーソープで洗えばよいです。我が家では新生児期はミノンを、髪が伸びてきたらママ&キッズのボディソープとシャンプーにしました。

爪切り

大人用の爪切りでは、新生児の小さい爪はとてもじゃないけど切れません!

生まれたてで爪が伸びている赤ちゃんもいるので、私は産前にピジョンの爪切りを購入しました。産院でも同じものを使っていましたし、使い勝手もよいので、迷っているならおすすめです。産院で貸してくれる場合は、試しに使ってみて、よかったら同じものを買うという手もあります。

紙おむつ

すぐにサイズアウトする可能性があるので、新生児サイズを1パックだけ用意。小柄な赤ちゃんの場合は、より小さいマイクロサイズを買い足すとよいです。

ビタット

おしりふきが1枚ずつとれます。これがあれば専用のケースは要りません。我が家では家用に1つ買い、外出用にもうひとつ、ウエットティッシュ用にさらに1つ買い足しました。

おむつ替えシート

テープタイプなら新しいおむつを下に敷いてから着けているおむつを外せば、直接お尻をつけなくてすむので、自宅でも外出先でもおむつ替えシートを使わない人も多いです。

おむつがパンツタイプになる頃には、立たせて交換する人も。ただ、私は衛生面が気になってしまうので、家ではバスタオルを、外出先では使い捨てのシートを使っていました。

外のおむつ交換台の衛生状態が気になるので、使い捨てできないおむつ替えシートは購入しませんでした。毎回洗うのも面倒ですし。

西松屋の「使い捨ておむつ替えシート」が45×66センチという大判なので頭まで敷くことができるので愛用していました。。薄くて破れやすいのですが、薄い分かさばらずに持ち運べます。枚数も多くて、コスパもグッド!

赤ちゃんの服

個人的には、コンビ肌6枚、半袖の短肌着4枚(※夏なら不要)、ノースリーブの短肌着またはロンパース2枚(※夏なら不要)、50か60の洋服2枚を用意しておいて、生まれた後にジャストサイズの洋服を1~2枚買うのがよいと思います。

半袖の短肌着はアウターに響くので、オシャレ着の場合はノースリーブだとすっきり着られます。日本のブランドだと、50~60センチというように幅のあるサイズ展開が多いのですが、50センチと60センチでは大違いで、新生児にはぶかぶかだったりします。

GAPやH&Mだとサイズが細かくあり、ジャストにかわいく着られます。すぐに大きくなるのでもったいない気がしますが、1枚はジャストサイズの洋服を買うのをおすすめします。

赤ちゃん用ハンガーとタオルかけ

ベビーハンガーはあると便利。最初に10本買って、足りなくなるたびに買い足し、今では40本くらいあります。洋服を買うとハンガーがついてくる場合があるので、とりあえず10本あればいいと思います。他のもので代用できないこともありませんが、毎日の洗濯が効率的になるのでおすすめです。特にシンプルな形状のものが超おすすめです。

また、 洗濯物の量が半端なく増えるので、干すスペースが足りるかチェックしておくとよいです。特にタオルは増えます。部屋干しできる物干しなら、冬場の加湿対策にも使えます。

赤ちゃんのベビーハンガーは必要!バスタオルハンガーがあるとお手伝いしやすい

ベビー用洗剤

パステルカラーや淡い色彩の服は、蛍光剤(蛍光増白剤)で洗うと白っぽくなってしまうため、ベビー服は蛍光剤配合の洗剤で洗わないよう注意書きのあるものが多いです。ベビー用でなくても、蛍光剤が入っていない洗剤を用意するとよいでしょう。

べビー用に優しいとうたっている洗剤にも合成洗剤と石鹸洗剤があり、合成洗剤のものはよくある普通の洗剤と同じようなものですが、赤ちゃん用に添加物を少なくしている製品が多いです。洗浄力は強いものの、肌が弱いと肌荒れの原因になるかもしれません。石鹸洗剤は洗浄力は弱く、石鹸かすが残りやすく洗濯槽のカビの原因になることもあります。

私はなんとなく、赤ちゃんの洗濯だけ、合成洗剤と石鹸の合わせ技(複合石鹸)のベビーファーファを使っていましたが、だんだんと大人のものと一緒にウルトラアタックNeoで洗うように……。赤ちゃんの洋服はネットに入れています。3COINSで購入した厚手の洗濯ネットとダイソーの裏表両面使えるものを愛用しています。

ウタマロ石鹼、石鹸置き

うんちのシミを落とす定番商品。石鹸で洗ったときに完全に落ちなくても、干すと紫外線の殺菌効果でシミがなくなります。食べこぼしは台所洗剤で落ちやすくなります。うんちも台所洗剤で落ちるというのを聞きましたが、試していません。ちなみにウタマロ石鹼には、蛍光増白剤が配合されています。

洗濯板

うんちなどのシミを落とすのに必須です。私が使っている「やわらか洗濯板」は商品名の通り柔らかく、裏についている吸盤がシンクにはりつくので、ずれずに使えて便利です。小さくて場所をとらないのも嬉しいポイント。

短時間で計れる温度計

毎日検温すると子供の平熱がわかるので、熱が出た時に平熱よりどのくらい高いか分かってよいです。毎朝のスキンシップもかねて産後半年は続けました。

新生児のうちは動かないので大人用で大丈夫ですが、保育園に預ける場合は、いずれ毎日検温するので早めに買って損はありません。私は退院後、ほぼ毎朝大人用の5分かかる体温計で検温していましたが、半年くらいになると動きが活発になり計りなおすこともしばしば。20秒で測れる体温計を買ったら、その素早さに感動しました。早く買えばよかったです。

もっと便利なのは、非接触体温計です。体温だけでなく、ミルクもお風呂の温度も数秒で測れます!
赤ちゃんの体温計は非接触がいい!ミルクの温度も、沐浴のお湯の温度も測れる!

湿度計

冬は必須。加湿器に湿度計がついていても、赤ちゃんがいる場所の湿度とは違ったりします。喉が乾燥して風邪をひかないように、赤ちゃんがいる場所の湿度を50~60%に保ちましょう。

加湿器

加湿器は0歳の冬は使ったのですが、結露がすごくなるので、1歳の冬は 部屋干しでしのぎました…。

カメラ、メモリーカード

スマホでもいいのですが、私はバックアップもかねてデジカメを新調しました。L版でプリントするとスマホと大差ありませんが……。フラッシュを使いたい時もあるかもしれないし、会心の一枚がとれたら大きくプリントしたい……そうでなければ、スマホに性能のいいカメラが搭載されているならそれで充分だと思います。

スマホもデジカメも激写するなら、容量が大きめのメモリーカードにしておくとよいです。私はスマホは128GB、デジカメは16GBにしていますが、デジカメはすぐいっぱいになるのでもっと大容量にすればよかったと後悔しました。

写真のバックアップ、ストレージサービス

Amazonのプライム会員やAmazonファミリーに登録しているなら、写真を無制限で保存できるプライム・フォトが無料です。動画ファイルは無制限の対象ではありませんが、プライム会員が無料で利用できる5GBのストレージに保存することができます。

データが消えたら、どんなにお金を払っても復旧できないこともあるから、バックアッププランは念入りに。

手形などメモリーグッズ

いろいろな商品がありますが、「この先ずっと、それを見ると『自分』が幸せな気持ちになれるもの」「『子供』が大きくなってから見て嬉しいと思うだろうもの」を判断基準に選ぶといいと思います。産前産後ハイでなんでも買いそうになったので。手形はおすすめです。1年でびっくりするくらい大きくなります。

日焼け止め

赤ちゃんは肌が弱いので、紫外線対策は必須。散歩デビューする1ヵ月頃までには用意しましょう。

内祝いの準備

金額ごとに目安をつけておくとよいです。親族は、内輪の不文律があるかもしれないので、親に任せるのが安心だし楽。その他は面倒でも相手が喜ぶものを送るといいと思います。

その他、必須というほどではないけれどもチェックしたいベビーグッズは、「 あると便利な赤ちゃん用品 」へ。

(参考)
妊娠したらやるべきこと、用意するもの
出産入院で用意すべき&あると便利なグッズ