赤ちゃんが生まれて、昼間はどこで過ごせばいいのか分からないですよね。幼児教育で有名なマリア・モンテッソーリも言っていますが、赤ちゃんの成長によい環境というのは、基本的にシンプルで安上がりなのです。
最初はジョイントマットとプレイジムとソファがあればよい
赤ちゃんが生まれたら、リビングに赤ちゃんの居場所を作りましょう!ベッドやハイローチェアやバウンサーはいりません。知育的には、機嫌よく遊べる時はプレイジムで自由にバタバタ手足を動かせるようにして、その他の時間は基本は抱っこ(カンガルーケア)の一択です。
抱っこというのはカンガルーケアのことです。カンガルーケアについては、「カンガルーケアは赤ちゃんの脳の発達を促だけでなく、お母さんもハッピーな気持ちになる」へ。
ずりばいが始まる生後半年頃までは、(1)プレイジム、(2)ソファ、(3)ジョイントマットの3つがあれば完璧です!
(1)プレイジムは必須
床に寝かせる時は、座布団を敷いて寝かせてあげてもいいですが、プレイジムがあると喜んで遊んでくれます。プレイジムは半年くらいしか使いませんが、NGな赤ちゃんを見たことがなく、たいていたっぷり遊んでくれます。
ずりばいが始まるまで、ベビージムで機嫌よく遊んでいる間に家事をすますこともできます。 1歳以降は後追いやらなんやらで、家事の時間がほとんどとれなくなったので、今思うと動けない生後半年くらいまでは平穏な時期でした。
ハイハイしてから3歳くらいになるまで、こんなに1つのおもちゃに夢中になることはないのではないと思います。買って損はないです。(写真は「レインフォレスト・デラックスジムII」です。興味のある方は、「赤ちゃんが生まれたらプレイジムは必須!」へ)
(2)お昼寝はソファで抱っこでまったり
昼寝の時も抱っこし続ける可能性が高いので、寝た赤ちゃんを抱っこしながらソファでまったりがおすすめです。(置いたら起きる赤ちゃん多し)
授乳クッションで寝てくれる赤ちゃんもいますが、窒息の可能性があるので、基本的にはそばにいないといけなません。それなら抱っこのままでもいいのではないかと個人的には思います。
赤ちゃんが動くようになると、ソファを登ろうとするなどするためて危ないと思うかもしれませんが、よじ登るものがないと逆に赤ちゃんはつまらないですし、つかまり立ちの手すりにしたり、役に立つのであるとよいと思います。
危ない時期は物置に置いておくという手もありますが、基本的にソファの撤去は必要ないと思います。
(3)ジョイントマットは必須すぎる
子供は床で過ごすものですが、ジョイントマットがあるとお尻が痛くならないですし、床の冷えも感じなくなります。クッション性があるので転んでもはげしく打ちつける心配が少ないです 。
ジョイントマットはいずれ買うことになるので、最初から買っておくといいです。 騒音対策にもなります。 小さい子供が歩いたり走ったりするパタパタっという音は、階下にものすごく響きます。ジョイントマットを敷いても下の階に響く場合も往々にあるのですが……。いくぶんマシになるはずです。
掃除を考えると大判で薄めのジョイントマットがおすすめです。小さいマットを敷き詰めるのは、時間と労力がかかります。我が家では、サイズ約60センチ、厚さ約1センチのジョイントマットを購入しました。
厚手のマットだと、段差が高くなって移動する時に転びやすくなるので、約1センチくらいでちょうどよかったかなと思います。 ドアの付近に敷いても、開け閉めできるのもGOODです。たった1センチなのに、直接床に座った場合に比べると、はるかにお尻がいたくなりません。冬場も温かいです。
時々はがして、床の掃除をしていますが、大判なので、敷き詰めなおすのも楽です。ジョイントマット自体は、表は掃除機をかけ、裏はコロコロで掃除しています。
子供はすぐ動くようになりますし、幼児のうちは床で遊ぶことが多いので、最初から広めに敷き詰めておくといいです。
バウンサーやベビーラックはワンオペの強い味方
親が見守ってあげられる時は、抱っこするかプレイジムに寝かしておけばいいのですが、親が目を離す時に活躍するのが、バウンサーやラックです。赤ちゃんの安全を確保する目的で役に立ちます。(→「ハイローチェア(ベビーラック)は寝かせるものでなく、手が離せない時に使うものだった」)
ベビーベッドは要らない
ベビーベッドより布団の方が断然よい!という結論に達し、我が家では買いませんでした。(→「ベビーベッドがいらない理由~モンテッソーリは残酷な檻と言った~」)
ずりばいが始まったら「ハイハイ~1歳児の好奇心を育む部屋作り」へ。