ハイローチェア(ベビーラック)は寝かせるものでなく、手が離せない時に使うものだった

赤ちゃんが生まれて数ヵ月は、簡易ベッド(ベビーコット)があるととても便利です。

生まれたての赤ちゃんは、長時間眠ります。コットに寝かせておけば、 親がソファでまったりしたり、家事をしている時にも、赤ちゃんの顔を近くに見ることができます。また、おむつ替えが高い位置でできて、産後の体には助かります。

そこで、我が家は、出産前にハイローチェアを買いました。

ハイローチェアは、簡易ベッドになったり、椅子になったり、高さも変えられたりという一見すぐれものですが、我が家では、簡易ベッドとしても食事用の椅子としてもほとんど使用しませんでした…。

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なぜハイローチェアを使わなかったのか

子供が生まれるまで、離乳力を食べさせる時に、ありえないくらい汚されるということを知りませんでした。離乳力の椅子はシンプルで掃除がしやすいものがベストだったのです。

また、椅子は椅子のみの用途の方が、子供が食事に集中できる、よい商品が買えます。ハイチェアならば、足がつくように座面や足置きの高さを調整できたり、背もたれがしっかりしていたりとか。ローチェアならバンボとか、スツールのようなものだとか。

離乳食の時にハイローチェアを使えば、クッションも接続部分も激しく汚れ、掃除は大変です。足置きに足は届かないし、座面が深いのでしっかり座れず、使うのは現実的だと思えませんでした。

簡易ベッドとして使ったのは、せいぜい最初の数か月程度でした。2~3か月くらいになると、起きている時間が長くなり、動きも活発になるので狭いベッドは窮屈になってきます。

床に寝かせた方が、安全なうえ、自由に動けるので、身体能力の発達も期待できます。

確かに、簡易ベッドとして使った数ヵ月は、ソファに座っていても近くに寝顔があったり、おむつ替えが高い位置でできたりと役立ったのですが、安くないのでそれだけの用途だと後悔したと思います。

ベッドや椅子とは別の用途で活躍!

子供が3ヵ月くらいになると、使用頻度が激減したハイローチェアでしたが、幸いにも手放せないシチュエーションが1日に何度もありました。

親がお風呂に入っている時に、子供は脱衣所で待たせたのですが、動き回って危険なことをしないように、ハイローチェアに寝かせていました。おもちゃを渡せば機嫌よく待っていてくれました。お風呂のドアは開けていましたが、常に見守ることはできないので、本当に助かりました。

簡易ベッドとしてより、一時的に手をかけられない時の安全な場所として長く活躍しました。

我が家はコンビミニで一番安いベビーラックを選んだのですが、それでも結構な値段でした。 フィッシャープライス のインファント・トドラーロッカーとかバウンサーのようなものなら子供も楽しいかな、安いものもあるし、失敗したなと思ったこともありました。

しかし、 フィッシャープライスの揺りかご型乳幼児用ベッドで事故が相次いだというニュースを聞いて、高くても安全なものにしてよかったです。事故があった製品は「Rock‘n Play Sleepers」という商品です。経済産業省は、使用の中止を呼び掛けています。万一お持ちの方は、経済産業省の告知をご確認ください。
経済産業省:米国フィッシャープライスの揺りかご型乳幼児用ベッドの使用の中止について(2019年4月15日)

スウィングで眠る子はレア

ちなみに寝かしつけのために電動のスウィング機能が欲しいならレンタルがいいと思います。新品だと数万から5万以上するのに、眠るとは限りません!

そんなので眠るなら、ほっといても眠る子なのではないかと個人的には思います。製品の体重制限などの仕様にもよりますが、スウィング機能は使えてもせいぜい半年くらいです。

ベビーラックは、 スウイングで眠る機能を売りにしているものも多くありますが、うちの子は眠る気配はまったくありませんでした。

我が家で使っていたハイローチェア

我が家は電動スウィング無しの安いものでしたが、十分でした。ちなみに、「ベビーラックの標準使用期間は新規購入後6年間」であり、6年以上使うと、経年劣化により、危険を招く恐れがあると取扱説明書に書かれていました。

使う期間が短いので、他のお母さんに譲ったり、譲られたりすることもあるかもしれませんが、小さな赤ちゃんの安全に関わる製品は、いつ買ったかわからないようなものは避けた方がいいと思います。