鍵盤がついていて音が出るような絵本は、2歳~3歳くらいから遊ぶのがおすすめです。0歳、1歳は、ただただ積み木を打ち鳴らしても楽しい年ごろなので、鍵盤を押して機械音が出てくるようなギミックなどに頼らず、素朴なおもちゃで十分です。
近場の支援センターにもその手のおもちゃが置いてあって、0歳や1歳の子が遊んでいますが、ボンタンを連打するだけで、音楽を楽しむことはありません。楽譜はビリビリ破ります。
2歳~3歳くらいになると、本来の遊び方ができるようになってきます。この頃に検討しましょう!
我が家では、2歳半で保育園の先生が弾くピアノに興味を覚え、しょっちゅうピアノ、ピアノというので、休日になると何度も家電量販店の試し弾きコーナーで電子ピアノを弾かせました。
しかし、本格的なピアノは、力が弱い幼児では音が出ません。それでもうちの子は、先生になった気分で、「次は●●を歌うよ。いい?」などと言ってて、ご機嫌でカタカタ鍵盤を押していました。
そんなこんなあり、家電量販店通いも面倒になってきたので、鍵盤付き絵本を買うことにしました。
吟味して選んだのは、「光る★音でる♪知育絵本 ピカピカひかるピアノ~けんばんが光るガイドつき~」です!こちらも0歳・1歳・2歳向けとありますが、0歳、1歳には早いです。
本当に買ってよかった!なぜなら親が楽しい!音楽の素養のない親でも、押すべき鍵盤が光ってくれるので、それなりに曲を弾くことができます。子供にとっても、難易度が低く、楽しみやすいです。
うちの子はまだ、光のガイドにあわせて曲を弾くことはありませんが、ドレミファソラシド…と、音を出したり、音楽を鳴らしてみたりして楽しんでいます。
ちなみに、音楽の才能は個人差が大きく、遺伝で親子が似る可能性も高いので、子供が楽しめるものがなんだか分からない場合は、親が楽しめるものを買うといいです。
ピアニストの辻井さんは、2歳の時におもちゃのピアノを弾きこなしていたそうです。とびぬけた音楽の才能があるのであれば、ピアノや木琴のおもちゃで、より本物に近いものを与えても魅了されることでしょう。
我が家の場合は、親に音楽の才能はないので、音楽を身近に感じて楽しい生活を送って欲しいという願いを込めて、親が無理のない(というか親も楽しめる)ものを選びました!
音量が3段階から選べて、うるさくなりすぎないのもよいところ。テンポは5段階から選べます。
ひかるガイドモードはピアノが苦手な親にも嬉しい♪子供にも簡単!
「ピカピカひかるピアノ」には、3つのモードがあります。「ひかるガイドモード」のように、次に押すべき鍵盤が楽譜を見なくてもわかるものは、他にはほとんどありませんでした。この機能があるから、「ピカピカひかるピアノ」を買ったようなものです。
かんたんモード
どの鍵盤を押しても、楽譜通りに音がなるモード。ピアノができない大人でも手軽に引ける気になれる。リズムよく引かないとイマイチな仕上がりになるので、子供はある程度曲を覚えてリズムよくけん盤を押せるようにならないと楽しめないかも。
ひかるガイドモード
次に押すべき鍵盤がひかり、そのけん盤を押すまで待っていてくれるモード。伴奏はありません。2歳半のうちの子はまだ、理解していませんが、曲をひくならこのモードが1番簡単です。親も夢中!
ひかるピアノモード
伴奏にあわせて押すべき鍵盤がひかるモード。暗譜していないと引けません。ひかるガイドモードで暗記をしたら、このモードに進む感じです。
楽譜も付いてる
表紙を開くと、上に楽譜、下が鍵盤になっています。 楽譜は取り外せません。本や紙を破る時代が終わった頃に遊ばせるといいと思います。
黒鍵は数字だけですが、白い鍵盤にはドレミの文字だけでなく色がついています。各曲の楽譜には歌詞や音符と、鍵盤に対応したドレミの文字と色が付いています。
音符も文字も分からない子でも、楽譜とけん盤の色を照合して弾くことができます。このような機能は、類似品も同様かなと思います。
その他の機能など
こちらが、「ピカピカひかるピアノ」のボタンエリア。もっと機能や曲目の充実したピアノ絵本もありますが、ボタンの数はこのくらいが分かりやすくてちょうどよいのではないかと思います。
音色
ピアノ、鉄琴、いぬ、ねこ、ひよこ、あひる、どうぶつミックス(左記の動物の鳴き声がランダムに出る)バージョンから選べます。
リズム機能
リズムが流れるバージョンです。ノリノリロック、しっとりバラード、どうぶつパーカッションがあります。リズムにあわせて(合わせなくても)けん盤を弾くことができます。
和音
4つの音を同時に出せました。音楽が得意でない大人にとっても十分です!
電池
単4電池2本。電池交換には、ドライバーが必要です。
買う前に気になった点はメリットだった!
買う前に気になったのは、鍵盤の数と収録曲の少なさです。しかし、実際に遊んでみると、むしろちょうどよいことがわかりました。
他の多くの鍵盤付き絵本に比べると、鍵盤の数が少なめです。しかし。実際に子供があそび、音楽の素養の無い親が遊んでみると、この程度で十分です。これだけあれば、いろいろな曲が弾けるし、鍵盤が少ない分、分かりやすいです。あまり難易度が高いと、子供は遊ばなくなってしまいます。
収録曲が童謡とクラシック21曲というのも、他の類似品に比べたら少ないかもしれませんが、たくさんあっても、ボタンが増えて分かりにくくなるので、このくらいがちょうどよいと思いました。
唯一残念だったのは、表紙にぞうさんがデーンといるのに、「ぞうさん」の曲は収録されていないことです。うちの子は、ボタンの中にぞうを探していました。でも、気になる点はそのくらいしかありません。超おすすめです!
その他、2歳児におすすめのおもちゃ
2歳の子の空間遊びには、「ピタゴラス ひらめきのプレート」や「レゴデュプロ」がおすすめです。乗り物は、「ストライダー」に決まり!
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