出産祝いを選ぶ場合は、絶対にネットのランキングを参考にしちゃダメです!ネットのランキングって、なぜか全然嬉しくないものばかり紹介されてるんですよね。
ネットでランキングを見ているのは、何を贈ればいいのか分からない方だと思いますが、その場合は相手に欲しいものを聞きましょう。その方が確実。
→出産祝いのリクエストを聞くときは必ず予算を伝えること!
嬉しくない出産祝いの代表例は、カタログギフトやおむつケーキです。出産の贈り物にカタログギフトは完全にNGです。結婚式の引出物のように多数の人に同一の品を贈る場合でない限りやめておきましょう。
おむつケーキも、産後に送られてきたら解体するのが大変だし、普段利用していないブランドのおむつだとかぶれないか心配になります。
とりあえずカタログギフトは止めて!!
出産祝いは、ある特定の相手に贈るものなので、受けとる人が喜ぶものが何なのか考えて選びましょう。
相手が何を欲しいか分からないからカタログギフトを選ぶと、カタログの中に相手の欲しいものが全くないという悲しい結果につながる可能性があります。
欲しいものが分からないなら、現金にしましょう。それなら好きなものを買えます。
カタログギフトをもらって、現金以上に嬉しい理由がありますか?現金でなくカタログギフトを選ぶのは、相手のためでしょうか?
さらに、現金の方が断然コスパがいいです。例えば、とある5000円するカタログに掲載されてるものは定価4000円くらいの商品です。カタログギフトの運営会社も利益をあげなければいけないので、もちろん手数料をとっています。
定価が4000円だとしてもお店で値引きされて実際には3000円くらいで買えるようなものも多く掲載されています。相手が半返しするのであれば、実際には3000円で買える品物を受け取り、それとほぼ同額程度の内祝いをすることになるわけです。
繰り返しになりますが、欲しいものがなかったらさらなる悲劇ですよね。
「カタログギフトにするくらいなら、現金に!」というのが間違いないのですが、どうしても品物を送りたいという方は、自分で商品をいくつかチョイスしてオリジナルカタログギフトを作りましょう!
名入れリュックも微妙
名入れリュックも、リクエストがない限り止めておいた方が無難です。子供に個人情報を担がせて歩かせるようで不安を感じる人もいます。しかも、同じようなものを持ってる子がたくさんいるんですよね。 不要になったり、気に入らない時にあげることができないのもデメリット。
さらには、かぶる可能性もあります。リュックって贈りやすいのか、我が家でもたくさんもらいました。名入れのものはなかったので、どれもありがたく使っています。
おむつケーキを産後に送るのは慎重に
おむつケーキも、リクエストされて贈るのであればいいと思います。華やかでお祝い気分が盛り上がりますが、産後は盛り上がってる暇もありません。
おむつとしては枚数が少くてコスパが悪いし、メーカーによって合う合わないがあったりするし、サイズも分からないし、付属している商品も喜ばれるか分からないという、非常に難しいプレゼントです。ベビーシャワー(産前にお祝いするイベント)の時なら飾りとして贈るのはアリだと思います。
おくるみは使用期間が短い
我が家ではおくるみは、自分で買った1枚で十分でした。しかも、それさえ退院の時と1ヶ月検診の時くらいしか使いませんでした。おくるみをして抱っこする、という機会はほとんどなく、あったとしてもせいぜい2ヵ月くらいだと思います。
寝る時に赤ちゃんをくるむのも、せいぜい半年くらいです。
もちろん、いろいろな用途で長く活用する人もいます。
しかし、他の人とかぶりやすいので、リクエストされたのでなければ、やめておいた方が無難です。
よだれかけは使わない人もいる
よだれの有無に関わらずファッション的に使う人もいますし、吐き戻し対策(月例の低い赤ちゃんは、授乳の後で戻してしまうことがよくある)で使う人もいました。
しかし、ほとんどよだれがなく、全く使わない人もいます。
我が家では首まわりの締め付けや、顔にかかったりするのが怖くて、ほとんど使いませんでした。
衣類はタンスの肥やしになる可能性も
洋服はサイズや季節の選定が難しい上に、好みも難しいので、リクエストがない限りやめておきましょう。
赤ちゃんの服はすぐに小さくなりますし、すでに身内で用意している可能性が高いです。1歳~2歳くらいのサイズ(90センチくらい)の場合は、子供の好みがでてきて、全然着てくれないということもあります。うちの子は、1歳4ヵ月くらいから、自分で選んだ服しか着ません。
長く着ることができるポンチョは便利そうなのですが、一部のママには不評でした。サイズ的に0歳~2歳くらいまで着られるとしても、抱っこだとポンチョは着せにくく、歩き出したら普通の上着の方が動きやすいです。
靴下はすぐに小さくなる上、靴を履くまでは冬に外出する時くらいしか身に付けないので、一度もはかずにサイズアウトすることもあるでしょう。やめておきましょう!
バスローブは人を選ぶかも!洗濯も大変
我が家でもバスローブをいくつかいただきました。とてもかわいいのですが、あまり活用できていません。
お風呂上がりにとりあえず羽織らせておけば安心!というコンセプトだと思うのですが、おむつをはかせないとおしっこをされそうで心配です。
お風呂から出たらすぐに保湿をしておむつをはかせたいので、真っ先に子供の体をふきます。バスローブである必要はなく、普通のタオルで事足りています。その方が洗濯も楽です。
すごく役立ったという人もいるので、難しいところですが、我が家のようなケースもあると参考にしていただければ。我が家でもおむつが外れたら使おうかなと思っています。
おもちゃやぬいぐるみは、こだわりがある場合も
おもちゃやぬいぐるみは、親が強いこだわりを持って選んでいる場合があります。電池のおもちゃを使わないとか、積み木は白木がよいとか。ぬいぐるみは洗えるものがよいとか。
場所をとるので、リクエストなしに買うのは止めておいた方が無難です。
我が家もおもちゃはこだわりがあるので、自分で選びたいです。スイマーバ(赤ちゃん用の浮き輪)とか怖くて使えません。幸い頂くこともありませんでしたが。
マグや離乳食の調理セット、食器セットも難しい
ストローマグは、我が家なら要らないです。洗うのが面倒なので。食洗機が使えても、ストローの中まできれいになるのか不安です。
離乳食セットも要らないです。調理器具はブレンダーとすり鉢くらいしか使わなかったし、それさえあまり使いませんでした。裏ごしはただの一度もしませんでした。
便利なレトルトや冷凍、粉末食品を活用する人なら離乳食用に特別な調理器具は要らないです。ちゃんと料理する方なら、すでに持っているもので十分かもしれません。
食器は陶器なのかプラスチックなのか、好みが分かれるところです。木は食洗機で洗えないので使わない家庭もあるでしょう。
お子様ランチのように仕切りがついているお皿は買ったものの、全く使っていません。
マザーズバッグは育児スタイルに左右される
親が身に付けるものは好みもあるので避けるのが無難です。特にバッグはどの程度の荷物を、どのように持ち運ぶか、人それぞれです。
移動時に車がメインなのか公共の交通機関を使うのか、ベビーカーを使うのか使わないのか、授乳は母乳かミルクか、出かける距離や時間など、ライフスタイルによって荷物の量は様々で、便利と感じるバッグのタイプも異なります。
どうしてもという場合は少くてもリュックにした方が使ってくれる可能性は高いです。
トート型は使わない人も多く、使っている人も子供が歩き出すとリュックに乗り換えています。トートのマザーズバッグをもらったけど一度も遣っていないという方もいました。