豆椅子はいらない!スツールなら1歳・2歳児が座りやすい

0歳~2歳の椅子に背もたれや肘掛はいらないので、椅子を買うならスツールが正解です。特に肘掛は座りにくくなるので絶対に要りません。豆椅子を使えるようになる月齢と、デメリットを解説し、豆椅子より断然おすすめのスツールについて紹介します。

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豆椅子は何歳から?

豆椅子は、腰が座った頃から利用できるので、だいたい6か月・7か月くらいからOKなものが多いです。ちゃんと座れるようになるのは、9ヵ月~1歳以降です。

しかし、豆椅子はおすすめできません。

0歳児の食事用に豆椅子を使う場合、座面が深いため背もたれにそっくり返る姿勢になってしまい、子供も座りにくいし、大人も食べさせにくい可能性があります。

さらに、0歳なら食事中に座ることがあっても、その他の時間は床で自由に遊ばせた方が発達によいし、椅子による事故が起こる心配もあります。

豆椅子を買って失敗した話

我が家では0歳の食事の時にバンボを使っていたのですが、1歳になる頃に椅子を用意することにしました。そして、いろいろ検討した結果、子供が自発的に座れるように、ハイチェアではなく、座卓と豆椅子で食事をさせようと思いました。

これが大失敗で、購入した豆椅子は座面高が17センチ程だったのですが、ぜんぜん足が床につかず、背もたれにもたれるとそっくりえるような形になり、とてもご飯が食べられる状態ではありませんでした。

早々に豆椅子+座卓プランは諦め、ハイチェアを購入し、ダイニングテーブルで食べることにしました。(『すくすくチェア スリムプラス ガード付』を買った

0歳なら、食事のときは、ローチェアかハイチェアかバンボか親の膝でよいと思います。わが家では膝の上→バンボでした。(ちなみにバンボは腰座り前に座らせるのはよくないかもという節があったので、完全に腰が座るまでは親の膝でした。)

豆椅子のデメリット

豆椅子の最大のデメリットは、幼児が自力で机のそばに座れない点です。机の近くに置くと豆椅子を置くと、背もたれと肘掛がじゃまで座れません、机と離れた位置にあれば座れますが、0歳・1歳児には、座ったまま自力で机に近づくことはできません。親がいちいち椅子を机に寄せることになります。

0歳~2歳の椅子には背もたれも肘掛もいらない、というのが豆椅子を購入して学んだことです。

また、背もたれや肘掛部分がパイプ状になった典型的な豆椅子は、パイプとパイプの間に足や腕がはさまり、予期せぬ事故につながる危険性もあります。背もたれにつかまってつかまり立ちして点灯する恐れもあります。

ちなみに我が家が買ったのは、ララチェア(↓)という、プラスチック製のものです。一般的な豆椅子より座面が高めということもあり、まともに座れるようになったのは2歳を過ぎてからでした。

お風呂の椅子みたいです。横にある持ち手がぷーさんの形になっています。パイプの隙間に挟まれず安心という点と、掃除しやすいという点から選びました。脚が幅広なので、重心が安定していて座ていてバランスを崩して転びにくい点もよかったです。

しかし、平均的な1歳には座面が高いです。2歳~3歳くらいになると時々座るようになりました。

1歳前後(身長70~80センチくらい)におすすめの椅子

1歳でも遊ぶときは基本は椅子がなくてもいいと思いますが、あれば時々座ってお絵かきしたりすることも。1歳前後なら13~15センチくらいの椅子がよいです。牛乳パックでつくるか、子供用の風呂椅子や低い踏み台がピッタリサイズです。

市販品なら、↓のアンパンマンの踏み台とか。

牛乳パックの場合は、空の容器に新聞紙を詰め、3個×2段分(6個)用意します。テープで止め、100均などで売っているキッチン用などの防水シートで包めば座面高15センチ程度のスツールが完成します。

前述の通り、わが家では17センチのまめいすを買って、足が届かないし、座りにくいしで後悔しました。1歳児との食事は、子供がおとなしく座って食べられるか、親が辛抱強く相手ができるなら、低めの座卓と13~15センチ程度のスツールの組み合わせもGOODと思います。

1歳半~2歳(身長80~90センチくらい)

豆椅子の教訓を生かし、子供が2歳になる頃に、背もたれ無し&肘掛無しの「ちびっ子まるイス(背もたれなし)」を購入しました。座面高17センチ程です。

これが、もう大正解!!

子供も気に入って、どこでもかしこでも座っています。軽いので、子供でもホイホイ運ぶことができます。もちろん机に近い位置でも、さっと座れるので、親が手助けすることもありません。

身長85センチのうちの子は足の裏もしっかりとつきます。もうちょっと早く買えばよかった…。 もともとあった高さ36センチの座卓に座ると、これまたちょうどよい感じです。

座ることのハードルが下がったせいか、机で絵を描くことが増えました!

ちなみに端に座って、バランスを崩して転倒したことがありますが、痛そうにも見えず、バランスをとることを覚えられるので、むしろメリットと思っています。

よく椅子に座る習慣をつけることで、将来勉強するようになるとかいいますが、それが科学的に正しいのかわかりません。個人的にはあまり関係ない気がしますし、幼児の頃に座ることを強制すれば逆効果だと思います。

でも、子供が自らすわりたくなるような椅子があれば、遊びの幅もぐっと広がります。ほんと、おすすめですよ~!!

食事の時は、じっと座って食べられる子なら座卓でもいいかもしれませんが、わが家ではハイチェアを継続利用中です。

3歳になったら机と椅子デビューを!

1歳半~2歳の子は短時間しか机に向かえませんが、3歳くらいになると、集中してぬりえやパズル、お絵かきなどに取り組む姿も出てきます。

そのため、幼稚園や保育園にあるようなタイプの椅子を買う場合は、3歳くらいがおすすめです。背もたれがついていて、座面の高さが変えられるようなものです。

3歳くらいになると、食事以外でも椅子に座る時間が出てきます。3歳~未就園児をターゲットにした製品が多くあるので、選択肢も増え、購入するのによい時期です。

その場合は、ぜ~ったい広いデスクがいいですよ。