おすすめできないけれど理想的なおもちゃ収納
おもちゃ収納に求める一番の条件は、子供が「遊びやすいこと」。どんなにおもちゃがあっても、子供が手に取りにくかったら意味がありません。
引き出しや入れ物にしまってラベルを貼るよりも、オープンな棚にディスプレイする形式の方が、どんなおもちゃがあるのか一目でわかるし、遊びたい意欲も高まります。
幼児の目線の高さにあわせた60センチくらいの低めの棚で、奥行きはさほどないオープンラックが理想です。
おもちゃが取り出しやすいだけでなく、圧迫感もないので、リビングにも最適です。
ズバリ!モンテッソーリの棚です。しかし、本格的なモンテッソーリの棚はとても高い!
無印あたりで適当なものはないかと思ったのですが、低いものでも80センチくらいあるんですよね……。80センチだと子供の視線の高さという観点でも、リビングの家具としても圧迫感があります。
しばらく悩んでいたところ、パイン材ユニットシェルフの一番低い商品の天板を1段下げれば、理想の高さになることに気づきました。高さ83センチから約64.5センチになるんです。
奥行きは26センチのものがGoodです。
さらに棚板を1枚追加するとこんな感じです。
しかし、組み立てている時に気づきました。
強度が下がるので、天板の位置を変えてはいけないということに。
説明書に思いっきり×とついているではないですか!2セット買ってしまったのに……。
重いものは載せないので、そのまま使っていますが、このような事情のためおすすめはできません。
しかし、私は大満足です!
結果的にとても片付けやすいようで、1歳後半になると時々自分で元の場所に片付けています。
(片づけは気持ちいいものなので、いずれ自分でやるようになると思っています。そのため、子供には、片付けなさいとほとんど言いません。)
ちなみに1歳前半のメインのおもちゃは、写真に写っているものだけです。
(子供の手の届かないところにクーピーがあったり、2軍のおもちゃが絵本棚の下に少しありますが。)
おもちゃを与えすぎるとよくないと言われるので、厳選しています。片付けも楽なので、子供に片付けて~って言う気持ちになりません。
衣類収納としても活躍
無印のパイン材ユニットシェルフは、衣類収納としても活躍しています。100均で購入した透明のバスケットに入れています。衣類収納に求めるのは、もちろん子供が「選びやすいこと」。
1歳4ヵ月くらいから、自分の服は自分で選んでいます。
(我が家のように服を選ぶことに興味がある子は、選ばせてあげることで、無用のかんしゃくを避けることができます。服を選ぶことにあまり興味の無い子もいます。そういう場合は、無理に選ばせることはないです。)
1歳後半では、選択したハンカチや靴下などを、それぞれの棚にしまう姿もみられるようになりました(時々)。
モンテッソーリの机と椅子について
ちなみに、モンテッソーリの「お仕事」には、子供の身長にぴったりの机と椅子が必須です。
高さが変えられるような市販の幼児用の机と椅子もありますが、 そもそも3歳くらいになるまでは、長く椅子に座っていられません。そのため、ちゃんとした椅子に座らせるよりも、子供の気が向いたタイミングで気軽に座れる椅子を用意するほうが座って遊ぶ習慣につながります。
また、 市販の幼児用の机にかかとがしっかりとついて座れるようになるのは、3歳くらいからです。 2歳を対象とした製品もありますが、3歳からとした方が選択肢が広がります。
そこで、1歳半から2歳までは座卓を活用することをお勧めします。詳しくは、「豆椅子より断然おすすめ!スツール&座卓なら2歳児が自分から座る!」へ。